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〒869-1112
菊池郡菊陽町武蔵ヶ丘北1丁目10-37
西部町民センター、
菊陽町武蔵丘北小前
2016/11/26
犬・猫には、肛門付近の左右に一対ずつ臭い液(脂状の液)が入った袋(肛門嚢)があります。
よく、スカンクがオナラをするっと言いますが、この肛門腺の液を出しているのです。
犬・猫にも同じようにあります。
普段は、興奮した時に吠えたり、トイレの時に少しずつ出しています。
肛門腺が溜まりすぎると、地面や床にお尻をつけて引きずって歩いたり、しきりに舐めたりします。
こういう症状が出た時は、動物病院やペットショップなどに連れて行けば絞ってくれます。
肛門腺は、肛門周囲にあるので汚れやばい菌に汚染されやすい部分です。
肛門腺が上手く出ないで、そのままにしておくと化膿したり炎症がおきます。これを、肛門嚢炎(こうもんのうえん)といいます。酷い時には、破裂したりする時もありますので定期的にチェックされて下さい。
お家での絞り方
用意する物:ティッシュペーパー
ウェットティッシュ
肛門腺の位置
肛門を中心軸に、4時と8時の位置に肛門腺があります。
(溜まっている時は、肛門腺の位置にコリコリした硬い物があります)
①尻尾を片手で持ち上げて
もう片方の手でティッシュペーパー2~3枚重ねを肛門全体を覆います。
②肛門のやや下部分を親指と人差し指で奥に押し込むように摘み、ギュッと手前に摘み絞り出すように力を加える。
*出にくい子がいますので無理矢理、絞り出すと嫌がったり、肛門嚢を傷つけるので、力の加減には注意しましょう。
③絞り終わったら、肛門周囲をウェットティッシュなどで拭いてあげます。